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春に食べたい!ワカメの魅力と自家製乾燥ワカメの簡単な作り方

*本サイトではプロモーションを含みます。
キャッチング

今年もこの季節がやってきました。
私が大好きなワカメ
春の干潮の磯に行けば、お宝のワカメがいくらでも採れますよ(*^^*)
そしてもちろんお味は最高!!

今回はワカメについて解説と自家製乾燥ワカメの作り方について
レポしていきます(*^^*)

みなさんも是非、ワカメ狩りに行って食べてみてください。

ワカメについて

まずはワカメの基礎知識から行ってみましょう!!

ワカメとは
褐藻類コンブ目チガイソ科に属する大型の海藻です。
冬から春にかけて成長し、夏には枯れてしまう一年で一生を終えます。
光合成による栄養で大きくなります。
海やヒトにとても良い働きをしてくれます

海への役割
・小型甲殻類や魚類の生息場所や産卵場となり生態系を支えている。
・海中の窒素やリン酸などの栄養分を吸収し、海水の浄化をしている。
・光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出。
・枯れたワカメは他の生物のえさや海底の堆積物となる。
(堆積物の微生物が食物連鎖のスタートになり、海をきれいにする)

海洋環境の生態系を支え、海の浄化に重要な役割をしています。 

ヒトへの役割
低カロリーで食物繊維や抗酸化成分が豊富な健康食品です。
またミネラルやビタミンが豊富で「海の野菜」とも呼ばれています。

ミネラルとは
マグネシウムやカルシウムなどで
体内では生成できないので、食事で摂取する必要があります。

<効果>
・癌の抑制
・アレルギー予防や免疫機能の向上
・中性脂肪や血糖値を抑制
・胃腸の調子を整え便秘の改善
・骨と歯を丈夫にする
・生活習慣病の予防
・ダイエット効果
・育毛
・新陳代謝を促す

栄養価が高く、健康に良い働きをしてくれます


<注意点>
・ワカメにはヨウ素が多く含まれています。
ヨウ素は長期間過剰に摂取すると甲状腺ホルモンを刺激します。
(甲状腺は新陳代謝を促し、特に子どもでは体や脳に重要な働きをする)
・食物繊維が多いため、食べ過ぎると胃もたれなどの胃腸障害を起こすことがあります。

ワカメは塩蔵や乾燥で通年食べられますが、鮮度が大切な生ワカメは春の味覚です。
春の海水温がワカメの成長に適しているようです。
栄養価が高く、新芽が柔らかく味が濃いのが特徴です。
またコリコリの食感を楽しめむことができます。
生のワカメは褐色で、湯通しすると鮮やかな緑色になります。


私たちが普段口にするのは葉ワカメと呼ばれる部分です。
ワカメって実は茎(中芯)が美味しいんです。
肉厚でコリコリした食感がたまりません。
春先になるとスーパーでも茎ワカメを売っていますよ。

根っこのすぐ上には「めかぶ」がありその部分もおいしく食べられます。
独特の粘りと味が人気です。



ワカメのとり方

ワカメのとり方はとても簡単です。


海にある岩礁(海中にある大きな岩)や消波ブロック(テトラポットなど)に付着し生息しています。
それをとるだけです。
ワカメの根の部分がぎっしりと岩や消波ブロックに張り付いています。
それを手で引っ張り剥がします。
少し力がいるのですが
クワやハサミがあれば簡単です。

干潮時に行くのが良いです。
潮が引いてワカメが打ち上っています。
海水に浮かんだ状態でもいいのですが、水分を含み重たいので持ち帰るのが大変です。

私が行った場所は、消波ブロックに群生していました。
消波ブロックは滑りやすいので危険です
滑り止めのついた長靴で行ってくださいね。

磯イメージ

旬を過ぎると硬くなるみたいです。

ワカメの漁業権


ワカメはほとんどのエリアで漁業権が設定されています

漁業権とは
水産資源と漁業者の権利を守るために決められたルールです
簡単に言えば
これからも私たちが美味しい「海の幸」を食べ続けられるように決められたお約束です。
各地域によって違うので必ず確認して下さい。

漁業権を侵害してしまうと密漁」になり法律で罰せられます

漁業権の確認は都道府県の水産課HPで確認できます。
検索ワードに「○○(場所) ワカメ漁業権」で調べることができます。
私の住む地域は10/1~2/15まではワカメを採取できません。

自家製乾燥ワカメ作り方

ご近所さんに教えて頂き、初めて乾燥ワカメを作ってみることにしました。


採ってきたワカメを直射日光が当たらない風通しの良いところに干します
屋根がないところでは、雨が降った時は取り込まないといけないです。
その点はご注意ください。

「紐を使って干せばいいよ」とアドバイスを頂いたので、干してみました。

たくさんのワカメがあったので紐に吊るしました。
少量の場合の簡単な作り方は後述しています。

生ワカメのフォルムと色は美しい~♡

ひもで干したワカメ

生ワカメの美しさを満喫し半日以上天日干しをしていました。
ご近所さんが「広げて干さないと腐敗の原因になるよ」と教えて下さいました。
しっかりと広げて風を通し乾燥させないといけない様です。

一部乾燥していたので、大変でしたが干しなおしました。
奇跡的に腐敗はしていませんでした(;^_^A

乾くとパリパリになるのでワカメが破れてしまいます。
慎重に作業を行いました。
ちょうど花粉の時期で、洗濯物を部屋干ししているので物干し竿を使いました。

物干し竿に干したワカメ

ずっしり重たかったワカメの水分がなくなったら、カリカリになりました。
私は2日くらい干しました。

水分が抜けたワカメ


食べやすい大きさに切り刻みます。

切り刻む

チャック付きビニール袋にいれます。
お菓子などに入っている乾燥剤を入れました。
密閉してもほのかに磯の香りがします。

小分け

食べるときは水に入れて放置すると元のワカメに変身します。
食感は生ワカメには劣りますが、
味は変わらず美味しいです。 
私は洗わずに乾燥ワカメにしているので、水で戻した後にきれいに洗って使用しています。

乾燥ワカメを作っておけば、一年中おいしいワカメが食べられます。
嬉しい~♡

干したワカメの食べられないところ

切っている時に疑問に思ったことがありました。
干す前には気が付かなかったワカメの色です。
大半は濃い緑なのですが、一部薄い茶色(カフェオレ色)の部分があります。
食べられるのか実験しました。

左:茶色いワカメ  右:濃い緑ワカメ

色以外はあまり違いはありません。茶色いワカメの方が弾力が少しだけない気もします。

水で戻す

水で戻すと明らかな違いが出ました。
緑色のワカメはプルプルのいつも食べているワカメなのに対し、茶色いワカメは水に戻す前の触り心地とあまり変わらなかったです。
念のため(笑)、食べましたが「なんだこれ?」と言う感じで
ワカメの味も食感もありませんでした。
ハサミで細かく切る際は、茶色い部分は取り除いた方が良いです。

最初、干した際に広げて干さなかったので、変質したのかもしれません.

失敗からの学びです。

乾燥ワカメ作る際の注意点

磯の香りがするので、マンションやお隣の家が近いとご迷惑をかける可能性があります。
干していると水分と塩分が下に落ちて地面(床)が大変なことになります。
干し終わった後はすぐにワカメが触れていたところは洗って下さい(塩分でサビや腐食の原因になる)。

簡単な手順

ワカメの量が少ない場合の乾燥ワカメの作り方も教えて頂きました。
先に水洗いして汚れと塩分を取り除けば、
お料理の際にお湯につけるだけでそのまま使えます

➀ワカメを水洗いする。

②ワカメの茎と葉に分ける。
 (面倒な場合はそのままでも良い。調理時間が多少かかる。)

③直射日光が当たらない風通しの良いところに干します。
 物干し竿や洗濯用ピンチハンガーなどを使用
 ワカメは広げて干すと均一に乾燥してカビや変質を防ぐことができます。

④乾燥したら、5ミリくらいの幅に切って保存容器に入れる。
 乾燥剤を一緒に入れると良いです。

みなさんも是非
旬のワカメを採って食べてみて下さい。
絶品です♡

ここまでお読みいただき
ありがとうございました(^^♪

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